今回は、子供の頃から嫌いで仲の悪かった祖母の本性を、祖母が亡くなった後で気づいた女性の話。
「私はミカ。25歳。今日、祖母の三回忌だった。実家に帰らない私のもとに母から電話があったが、仏壇の前で祖母の遺影に手を合わせることに私は抵抗があった。私は祖母とずっと仲が悪かったのだ。祖母とは昔から一緒に住んでおり私が小さい頃はそれなりに懐いていたと思う。祖母の膝の上でテレビを見ていた記憶もあった。でもいつの間にか、私は祖母のことを嫌いになっていた。その理由は祖母が母をイビっていたから。子どもだった私は母に意地悪する祖母に嫌な態度を取ることで母の味方だということを主張しようとしていた。そして・・・」
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@manga_haruto
「もうお祖母ちゃんいないんだから帰ってきなさいよ」母親の何気ない一言が決定打でしたね。
お祖母ちゃんが亡くなってからとはいえ、これまでの経緯に向き合っている主人公は素晴らしいと思います。
主人公は子供の頃はまだまだ発達段階だから仕方なかったけど、大人になって「自分が一度嫌いだと決めた相手は悪い人間に決まってる」ではなくて、改めてリセットして考え直す冷静さがあって良かった! それだけに子供時代は母親の責任は重大。
母親にイラつく。子供のことより自分の平穏な生活を守ることばかり考えてる。ミカばかりが悪者にされてるの可哀想。それなのに祖母のことを思い返し理解しようとしてるのに感心するわ。
悪いのは全て母親じゃん。
母親が意識的だったのか、無意識だったのか?
娘の洞察は鋭いと思う。自分の祖母への嫌悪の出どころが母情報だったと気づくところ、昔の短編小説のようだった。
孫にお参りしてもらったらおばあちゃんも喜んでますよきっと❗️
凄くリアルな話だなあ。
一方の話だけを聞いていると、こうなることもあるんだろうね。
気づくことが出来たけど、今回のお話ではお祖母ちゃんはもう亡くなってしまった。
何だかやるせないなあ。
凄く考えさせられるお話でした。
たまに実は悪い人間は誰も居なくて円満に終わる回があるけど、今回はその逆みたいな後味の悪さを覚える。結局、当時は自己満足だったかもしれないけど、最終的には自分にも返ってくるし周りも不幸にする。ただ、和解や制裁が全てではない所がリアル…
おばあちゃんは人と接するのが不器用なんだと思います。お母さんは子供を使って負のループを生み出したんですね。
母の引き下がり様を見ると…「娘が祖母を嫌う様子に安らぎを覚え、良くないと分かりつつも変えたくなかった」的な感じだったのかなと思った
娘の考えを聞いた時、生きた心地がしなかっただろうなと思う
一方の言い分や話だけを聞いて片方が一方的に悪いと決めつけてはいけない。友人関係とかで多くある事ですけど今回は家族間の孫と祖母って関係でそういうすれ違いが起こったって話でしたかね。主人公の母親が主人公を祖母嫌い祖母が悪と思い込ませた張本人ではありましたけど主人公は子どもだったとはいえ信じた自分も悪いとちゃんと反省して祖母のお墓の前でちゃんと手を合わせて謝罪出来る大人に育っていて良かったですね
根本的な問題として同居しないで一定の距離を保っていれば、母親と祖母に確執が出来ても今回の様な結果にならなかったのでは?
少なくとも母親だけでなく父親にも問題がある。
現実にありそうでちょっと考えさせられるお話でした
性格悪い祖母、娘の言うような迫害教唆が成立するかは微妙だけど未必の故意は確実にあった母親、成長してもなお片方の言い分だけを信じた挙げ句に母親だけを悪者にしようとする娘
全員ダメ女なので誰も支持できない
本当に母親がすべて悪いのか?そう思わせた祖母や父親も悪いのではないか。この物語は断片的で、かなり省略していると思うし
母親のせいにしておけば、すべて許されてしまうと思っている節があるのが、どこか無責任だと思う。