【漫画】大学で半年付き合っていた彼女にフラれた俺。男友達に愚痴っていると「つまり、ようやく私のターンだな」急に男友達が帽子とメガネを外し…女だった

男友達としてのマモルと別れたくないとか、喪失そのものに対する哀しみとか、心情描写の精度が高くていいですね。
最後に告白シーンで作者の恋愛観を提示して話を終わる流れも物語としてきれい。
ミミちゃんの新しい彼氏を描かないことやユウタのことを嫌いになっていないという台詞により、表面的には好きな人ができたから別れるというリアルな理由ながらも、実は別れたのはユウタのためで彼氏ができたのは嘘とか、彼氏は作ったけど未練のないユウタとは対照的にまだ未練があるとか、想像の余地を作ることで、話のリアリティと感傷的な部分が担保されている。

好きな人が出来たって言って振ってくれる彼女はいい女です

見ててミミが自分といると主人公が幸せになれないと思って身を引いたとしたらめっちゃいい話だなぁと思った
そうでなくてもいい話

今回の元カノさんは自分に気を使い過ぎている主人公を気にして自ら離れて、幸せを願ったと思うと泣けてくる。

ユウタの最後の告白聞きながら「そうじゃないだろ…このままグダグダで終わるのか…？」とモヤモヤしてたらマモルが言いたかった事を一言で言ってくれてスッキリ

好きな人が出来たとか
もう好きじゃないって言ってたのって
自分よりも楽しくイキイキしてる奴が他にいて、主人公にはその人が相応しいと思ってわざと遠ざけてた
元カノも自分の気持ちを押し56してたと思うと悲しい気持ちになります

紛れもない神作