【漫画】「約束も守れないようなやつに育てた覚えはない」昔から毎日のように私を怒鳴ってきた厳格な父がある日急逝。父の他界後、母から父の私に対する本当の思いを聞いて【マンガ動画】【感動する話】【いい話】

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【あらすじ】

私は一人っ子で母と父の３人暮らしだった。
父はかなり厳格な人で私は毎日のように怒られていた。

一般的に一人娘というものは父に甘やかされるイメージが強いが私の家は正反対だった。
おもちゃを買ってくれるのは誕生日とクリスマスのみ、門限も他の家の子よりも早い、テストで100点をとっても、運動会のリレーで頑張って１位を取っても褒めてもらった事は一度もない。

私はそんな父が大嫌いであった。

ある日、私は友人と遊ぶのが楽しくて門限の事をすっかり忘れて1時間遅れて家に帰ったことがあった。
その時も

父「何時だと思ってるんだ！一体何をしていたんだ！！」

あまりの剣幕で怒鳴る父を見て、私は泣いてしまった。
母は私を庇ってくれて

母「あなた、流石に言い過ぎよ」
父「うるさい！約束も守れないこいつが悪い！」

と全然話し合いにならなかった。

それから父の態度が変わる事はなかったので、当然父に対する嫌悪感を拭えないまま中学生になった。

さらに私も思春期に入ってしまい、言われるがままだった昔と違って父に対する反抗心がむき出しになった。

父「あんな柄の悪い連中がいる部活には入るな！すぐ辞めろ！」
私「はあ？なんでお父さんに友達まで選ばれなきゃならないわけ？連む友達くらい自分で決めるからほっといてくれない？」

と口喧嘩が絶えない日々が続いた。
母は私と父の喧嘩の仲裁役のような感じになってしまっていたので、そこだけが申し訳なかった。

しかし、そんな日常も突然終わりを迎えた。

中学2年生のある日、担任の先生に呼び出された私を待っていた言葉は

担任「お父さんが倒れたそうだ。今病院で治療を受けているからすぐに行きなさい」
私「え？」

頭が真っ白の状態で病院に行った。
着いてすぐに父のところに案内されたが今にも泣きそうな母に精一杯父を治療する医者と看護師の姿だけが鮮明に映った。

そして、その思いは虚しく、父は亡くなった。

泣きじゃくる母の横で私は複雑な想いを抱いていた。
大嫌いだった父のことなのに、悲しいという感情が湧いてきたからだ。

その後は色々バタバタして、何も考える余裕もない状態であったが母と二人だけの生活に慣れてきたある日、深夜に水を飲もうとリビングに行くと

母「グスッグスッ」

父の遺影を抱えて泣く母の姿があった。

私はつい

私「お母さんはなんでお父さんと結婚したの？」

と聞いてしまった。

すると母は

母「お父さん、本当はあなたを心から愛していたのよ」
私「え？」
母「お父さんには黙ってろって言われてたんだけど実はね、お父さんがあなたに厳しく接していたのはあなたの叔母、つまりお父さんの妹さんが深く関わってるのよ」
私「私、叔母さんなんていたんだ」
母「もう何年も前に亡くなってるから知らないのも無理ないわね、実はね」

それから

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