エクストリームコミックス「クローズ＆WORST」不良漫画の金字塔

クローズもWorstも大好きなので取り上げて頂いて嬉しいです。
以下長文失礼します↓
・リンダマンの存在
春道が強かった敵BEST5を挙げろと言われ
１位：リンダマン
と答えるところが最高です。
あの時期、リンダマンの存在を丁度我々読者が忘れてかけている頃
（16巻卒業→最終26巻まで再登場無し）
「まずなんつっても1位はリンダマンのヤローだろーな
あいつに勝てる奴は日本中探してもそーはいねーだろーよ！」
（あれだけ猛者揃いの中にして
もはや2位以下はリンダマンの足元にも及ばないと言いたげなコメント
中田さんの言う「埒外の場所にいる絶対強者」）
・あだ名のつけ方
「そしてついたあだ名がゼットン!!
ウルトラマンを倒した男　ゼットンよ!!」
最高のエピソードです。高橋先生のセンスは本当に良い！
・武装戦線
御多分に漏れず自分も武装が一番好きなチームです。
髑髏を背負った革ジャンチーム、格好良すぎる。
その中でも好きなキャラは坂東ヒデトです。反骨精神の塊の様な男。
坂東が鈴蘭を卒業してどうするか？を考えるエピソードが最高に好きです。（クローズ12巻）
卒業する際ヒロミとの別れ際のシーンも最高です。（クローズ16巻）

正に言ってる通りで、結構大切な事を教えてくれていて、この漫画を多感な時期に読んだおかげで、どんだけ荒れた学校にいても、荒れていても、みんな道を踏み外してなかった。
親より教師より不良に寄り添ってくれて倫理を教えてくれていた気がする。

不良漫画って要は現代架空戦記ですよね
特に取り上げた2作品は女性キャラは（ほぼ）登場しない・ファッションが過去の不良漫画とは一線を画す等革新的な内容でもありました

昔、ブルースリーの映画観た欧米人がみんな喧嘩強くなった気になって肩で風切って映画館から出てきてたらしい。クローズ等の不良漫画にもそういう「ブルースリー症候群」にかかる気持ち良さもあるんだろうね。

『はだしのゲン』の中盤から後半は広島アウトロー編と呼ぶべき作品。

読んだことがある不良漫画といえば、ビーバップハイスクール、特攻の拓、今日から俺は、花のあすか組、でした。